現代人の悩みは酢で解消?

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酢は、人間の手によって作られた最古の調味料

ご存知ですか?酢の発祥地はヨーロッパなんです。作ったお酒を保存しておいたら偶然に酢ができていた・・というのが始まりといわれています。これがいつの時代なのかは実のところわかっていないのですが、酢についての一番古い記述は、『旧約聖書』の「モーゼ五書」にある、「強い酒の酢とワインの酢」というものだそうです。「十戒」で知られるモーゼは紀元前14~13世紀頃の人物なので、少なくとも3200年位前から酢は使われていたことになります。
時を経て古代ギリシャ時代(紀元前5~4世紀頃)になると、“医学の父”と呼ばれていたヒポクラテスが酢を治療に使ったとされています。例えば、完全栄養食の卵を酢に浸し、溶けた殻ごと患者さんに飲ませたり、この方法は日本でも民間療法として知られていますが、既に2400年も前から試されていたわけです。そして日本に酢が伝わってきたのは4世紀末頃の話で、酒造りの技術と前後して、中国から伝えられたといわれています。発祥はヨーロッパでしたが、日本でも色々な酢が作られ、食文化を伝えてきたのです。

 

酢が体に良い理由とそのメカニズム

昔から酢は体に良いいうことで注目されてきましたが、そのポイントとなっているのは、酸っぱい味の素となっている「有機酸」。なぜ有機酸が体に良いのかというと、これには人間の消化機能が大きく関係しているからといいます。私たちが活動するためのエネルギー源となる栄養素は、糖分(炭水化物など)や脂肪分。なかでも糖分は“グリコーゲン”となって筋肉肝臓に貯蔵され、必要に応じて細菌の中で燃やされてエネルギーを作ります
激しい運動などをしてグリコーゲンが燃焼するときには水や炭水ガス、そしてピルビン酸という物質が作られるのですが、これらは燃えかすのようなものです。特にピルビン酸が体内に溜まってくると、体がだるくなるなどの“疲労”を感じやすくなったりします。ピルビン酸は、サイクルをもって何度も形を変え変化し続けるという特徴があるのですが、これがうまくいかなくなると体内で過剰になり、“乳酸”に変化してしまうのです。そこで、酢に含まれる有機酸がこのサイクルのバランスをとる手助けをし、溜まった乳酸をも無害な水と炭酸ガスに分解して、疲労回復を早め、正常な状態に整えてくれるといわれているのです。

 

カルシウムの吸収も助け、ビタミンCを壊れにくくする

現代人に不足しがちなカルシウム。カルシウムは体に吸収されにくいのが特徴ですが、酢を加えると吸収率がグンとアップします。酢に含まれる有機酸で最も多いのは酢酸です。カルシウムは酢酸とくっつくと酢酸カルシウムに変化し、普通のカルシウムより体内へ吸収されやすくなるのです。ところで、酢を飲むと体が柔らかくなるとよく言われますが、実際には柔らかくなりません(笑)。でも小魚などを煮る時に酢を加えると、骨が柔らかくなります。
他にも、たとえば、ビタミンCは体内での生成や貯蔵ができないので、食べ物からとるしかないわけです。しかもビタミンCは熱とアルカリ分に弱く、酸化もしやすいため、調理の段階でかなり失われてしまいがちです。でも嬉しいことに、ビタミンCは酢には強く、酸性の中では壊れにくくなるのが特徴です。そこで、調理のときに酸性の酢を加えれば、ビタミンCを壊れにくくすることができるのです。また、野菜にはビタミンCを破壊してしまう酵素をもつものがあるのですが、酢を使うことで、この酵素の働きを止めることもできます。注意したいのは、人参、かぼちゃ、きゅうりなど。すったり切ったりして酵素が空気に触れると働き出すので、切ったら直ぐに酢入りのタレやドレッシングをかけるか、酢水にさらしましょう。このほか、火を通すことでも、この酵素の働きは止められます。

 

イライラの解消や肩こりや腰痛にも!

体に乳酸が溜まっていると、気分がイライラしてくることがあります。イライラしてきたら、乳酸を分解してくれる酢を摂ると、意外に気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
肩こりや腰痛も、乳酸が原因のことがあります。乳酸は体のたんぱく質とくっついて、“乳酸たんぱく質”という物質に変化しますが、これが筋肉細胞に溜まると筋肉がパンパンになり、肩こりや腰痛になることがあるといいます。

 

水虫も退治にも酢のパワーを!

酢には、水虫の原因となる白癬菌を殺す作用があることがわかってきました。酢を浸したガーゼを直接患部に貼るか、患部を直接、原液の酢の中に浸します。酸度が高いほど効果が期待できるといいます。ただし、出血していたり真皮が露出しているような酷い水虫の場合は、この方法では沁みますし、皮膚を痛めることがあるので注意しましょう。

 

 

 

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